デジタル署名のないアプリケーションが実行される場合

デジタル署名がなく、ヒューリスティック分析によって脅威のレートが高いと判定されたアプリケーションが、コンピューター上で実行していることを検出すると、通知ウィンドウが表示されます。

脅威のレートとは、アプリケーションがシステムにとってどれだけ危険であるかを示す指針であり、次の2つの条件に基づいて算出されます。

  • 静的条件 – アプリケーションの実行ファイルに関する条件(ファイルのサイズ、作成日時など)
  • 動的条件 – 仮想環境でのシミュレーションによって取得されたアプリケーションの動作(アプリケーションによるシステム機能呼び出しの分析)

これらの条件を分析することで、悪意のあるソフトウェアに典型的な動作を検出できます。レートが低いほど、システム内で許可される動作が増えます。

通知ウィンドウには、次の情報が表示されます。

  • 脅威の説明
  • 実行されているアプリケーションの名前

    アプリケーション名の横に表示される Internet Security info pict デジタル署名のないアプリケーションが実行される場合 をクリックすると、アプリケーションに関する情報のウィンドウが表示されます。

  • このアプリケーションを使用し、信頼するユーザーの数に関する情報

次の処理のいずれかを選択して、このアプリケーションを信頼するかを決定できます。

  • はい、信頼します – 制限なしに、アプリケーションの読み込みと実行ができます。
  • 制限 – 危険な動作は禁止されますが、アプリケーションを実行できます。
  • 禁止 – 今回も以降も、アプリケーションの読み込みと実行ができません。
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