危険な動作に対する処理の変更

危険な動作のパターン(BSS – Behavior Stream Signatures)には、危険なものと分類されるアプリケーションに特有の一連の動作が含まれます。アプリケーションの動作が危険な動作のパターンと一致すると、指定された処理が実行されます。

Kasperskyが更新されると、動作モニターが使用する動作のパターンに、リアルタイムで新しいパターンが提供され、保護機能が最新で確実なものになります。

初期設定では、Kasperskyが自動選択モードで動作している場合、アプリケーションの動作が危険な動作と一致すると、システムウォッチャーはこのアプリケーションを隔離とバックアップフォルダーに移動します。手動選択モードで実行している場合、システムウォッチャーはユーザーに処理を問い合わせます。アプリケーションの動作が危険な動作のパターンの一致した場合に、保護機能が実行する必要のある処理を指定できます。

アプリケーションの動作と危険な動作のパターンの完全な一致に加えて、部分的にパターンに一致する動作も検出され、ヒューリスティック分析に基づいて疑わしい動作と見なされます。疑わしい動作が検出されると、システムウォッチャーは、保護モードに関わらず、ユーザーに処理を促します。

アプリケーションの動作が、危険な動作のパターンに一致した場合に保護機能が実行する処理を指定するには

  1. [設定]ウィンドウを表示します。
  2. ウィンドウ左側で、Internet Security settings protection section pict 危険な動作に対する処理の変更 [プロテクション]をクリックします。
  3. ウィンドウ左側で、[システムウォッチャー]をクリックします。
  4. ウィンドウの右側の[ヒューリスティック分析]で、[更新可能な危険な動作のパターン(BSS)を使用する]Internet Security nbox on vista 危険な動作に対する処理の変更 にします。
  5. [次の処理を常に選択]を選択し、ドロップダウンリストで必要な処理を指定します。
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